転職に有利な資格の条件

転職に役立つ資格を取得したいという場合、実戦でそのまま使えるような資格に狙いを絞りましょう。会社の人事担当は、転職活動者の履歴書に目を通す時には資格欄を確認します。資格によっては書かない方がいいものもあります。持っている全ての資格を記載するという決まりがあるわけではないので、選んで書くことも時に大事です。

転職先の人事担当は、業務に関係ない資格を持つ求職者は、他の会社に勤めた方が良いのではと思ってしまう事もある様です。また、営業に就きたくて転職活動をしていたものの、簿記資格を取得していたことに目が止められ、経理採用となった人もいます。

会社によっては、資格に挑戦するという姿勢そのものを積極性と表れと見なすところもありますので、たくさん書いた方がいいこともあります。履歴書は、その会社が望む人物像や会社に役立てる人物像を書くところだと頭を切り換えるくらいがいいのかもしれません。

また、転職活動の時は、求人企業が資格だけで人を見ていないことも知っておきたいものです。資格に加えて、どのようなアピールができるかも考えましょう。経験の有無を重視する会社も数多くあります。転職者を採用する場合には、少なくとも1年~3年の経験を積んだ人を探すようです。転職したいと考えている企業が求めている資格や経験はどのくらいなのか前もってリサーチすることが必要です。

取得した資格はぜひ転職活動で上手に自己アピールに使っていきたいものですが、そのためには、会社が採用したいという人材は何かを確認しておく必要があります。